暑いですね。蒸します。
今日お墓で納骨がありました。お寺の本堂で四十九日をお勤めしてから霊園に移動しての納骨でしたので、お骨を納めて短いお経をいただいて、墓前では待ち時間を含めて30分もかからなかったと思います。それでもかなり暑かったです。
ときどき、年忌法要(一周忌とか三回忌などのいわゆる法事のこと)をお墓でやってくださいとお願いされることがあります。もちろん断ることはしないですが、積極的にこちらから墓前でやりましょうと勧めることはしません。納骨や建碑(お墓を建てる)というお墓でなくてはできないお参り以外は、お寺やご自宅の仏壇前でお勤めされることを強くお勧めいたします。
理由はごく簡単です。それは「落ち着かないから」です。想像してみてください。この猛暑の中、30分間立ちっぱなし。極寒の中、30分間立ちっぱなし。雨の中、立ちっぱなし。強風の中、立ちっぱなし。蚊も飛んでいます。近くでは別のお参りの方もいらっしゃいます。となりのお墓の方がお参りに来ていることもあります。
お墓参りを法事の一部としては考えなくて良いと思います。法事は法事。お墓参りはお墓参り。お寺で法事を勤めてからお墓参りに行くとか、お墓参りを先にしてからお寺で法事とか。同日でなくてもいいです。それから、基本的にお墓参りにはお坊さんは同行いたしません。先ほど述べた納骨や建碑などの特別な場合にお坊さんはお墓に同行してお参りをします。
ですので、法事はぜひご自宅かお寺でお勤めください。本当のところをいうと、お寺ですることが一番いいですよ。専用の施設ですし、こちらで全ての準備を整えてお待ちしてますからね。蛇足ですが、お堂の使用料や道具のレンタル料もかかりませんしね。
以上述べたことは他の宗派では違うかもしれません。また、大恩寺では納骨堂や無量寿堂に納骨されている場合、本堂での法事の後、僧侶が一緒に納骨仏壇前で短いお参りをさせていただいています。
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